京つう

歴史・文化・祭り  |洛南

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一日の食費を千円以内におさえようと思うと、外食というのが敵になる。


弁当を作れば済む話なんだろうが、梅雨から秋口まではなんとなく弁当というものを作りたくない。

食中毒に対する恐怖があまりにも強すぎるからだ。


もちろん、弁当を食べて食中毒になった、という経験はない。

ただ、伝聞で自分のもとに届いてくる数々の食中毒のレポートが私を恐怖のどん底に突き落とす。


節約のためにお腹をこわすなんてことは本末転倒だ、そんなことは絶対にあってはならない……だから、わたしは夏場は弁当を拒否するのである。


食中毒の恐怖から、ワンコインランチを提供している定食屋や、三百円ほどの弁当を販売する弁当屋とめぐりあう。

廉価で食事を提供する彼らに我が家の家計はどれほど救われているだろうか!安飯提供者に感謝!
しかし、ワンコインランチや激安弁当を食べることによって食中毒にならないとは誰も保証できない。

雑菌は、油断をして食事をしている人間の胃腸にするりとすべりこみ中毒症状を起こす機会を狙っている。


この短い文章を書き終わるまでに十五回トイレにいった。

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category:油断大敵